1979-06-05 第87回国会 参議院 外務委員会 第15号
○田英夫君 突然、名前を申し上げて大変お困りかもしれませんが、たとえば当時大使館員であった尹英老、洪性採、柳春国、それから横浜の領事館の劉永福、こういう人間の写真を捜査当局は入手しておられるでしょうか。
○田英夫君 突然、名前を申し上げて大変お困りかもしれませんが、たとえば当時大使館員であった尹英老、洪性採、柳春国、それから横浜の領事館の劉永福、こういう人間の写真を捜査当局は入手しておられるでしょうか。
それから同じ十月十五日、柳春国二等書記官。それから十月二十三日、金東雲一等書記官。同年中はこの四人等でございますが、さらに進みますと、七四年一月には金在権公使、さらに七六年になりますと手参事官、というようなのが時間順に見た先方の離任の記録でございます。
○寺田熊雄君 時間の関係がありますので簡単にお願いしたいんだけれども、金東雲以外の人間についても、報告は金東雲などという表現はあるけれども、たとえば劉永福その他について、これはその他というのはなぜ私が申し上げるかというと、これはやはり九月六日に、尹英老、これは韓国大使館参事官、それから柳春国、これは二等書記官、これがもうきびすを接して帰国している、九月六日にともに出国してしまっている。
そのほか劉永福の問題といい、柳春国の問題といい、あるいはわれわれが当然聞かなければならない金相根の問題だとか、ともかくこの事件に関係している人たちに対して、日本の政府は何一つまじめに情報をとろうとか、話を聞こうとか、何にもされない。これくらい国民を侮辱した行為はないと私は思う。
○小林(進)委員 あなた、この前の予算委員会で、柳春国も必要によっては聴取することも考えているとうまいことをおっしゃったけれども、何もやっていない。もうお聞きのとおり、対韓国問題、金大中事件については何一つ成果も上がっていなければ、効果も上がっていない。ただ国会における答弁だけにあなた方は終始していられる。しかし、そんなことでこの日本の韓国問題がおさまると一体お考えになっているのでございますか。
それからいま一つは、柳春国、これが、あなた方も事情によっては聴取をしてもよろしいと言っているんだが、一体その後聴取されたかどうか、その問題が一つ。 それから、横浜の副領事の劉永福、これは例のグランドパレスから自分の、劉永福の自動車で運んだことをあなた方は知っているんだ。
それから、劉永福自身でありますが、彼は事件後、四十八年九月にわが国を離日して以後、今日に至るもわが国に来ておらないというように承知をいたしておりますし、また、柳春国につきましては、本件事件との関連性、容疑性については捜査上把握するに至っておらないというのが現状でございます。
○政府委員(中江要介君) 私どもも、いま言われましたような柳春国についての新聞報道その他は承知しておりますけれども、事実関係は把握しておりません。
○矢田部理君 亡命の動きを示していた柳春国をKCIAの高官がロスに出向いて行って帰国を要請した。そして、その後で親しいKCIAの同僚一人がロスに飛び、九日の日に、日本時間では十日でありますが、柳をソウルに連れ帰ってきたという報道があります。そのとき親しい友人として柳春国を連れ帰りに行ったのが劉永福ではないか。しかも日本に三日間程度滞在をしている。
○橋本敦君 柳春国もそのうちの一人であると思うんですが、外務省に伺いますが、外交官リストに登載をし身分証明書を発行する際、本人から四通の写真を提出させると私は調査で伺っておりますが、間違いありませんか。
○政府委員(中江要介君) いまの六人の名前が金在権、尹英老、金東雲、柳春国、洪性採、白哲鉉、この六人であるといたしますと、それぞれ外交官リストに載って、東京に勤務したという経歴はございます。
そうでないならこの場で――ぐずぐずしていると柳春国のように韓国へ連れ戻されるのです。そうならない間にこういう手続をするということを、法務大臣、あなたは法秩序を守るためには流血の事態もやむを得ない場合があると言いました。法秩序を守るために、わが主権を守るために血を流さなくてもやれる、こういうことがあるんだから、それをやるということを言明していただきたい。
そこで、その関連で言いますと、柳春国という人がロサンゼルスにおって、場合によったら真相を明らかにしようということを発言しておるということが十月の六日に毎日新聞に載りましたが、急遽十月の九日にはもう韓国に帰ってしまった。韓国KCIAのナンバーフォーという人がやってきていろいろ問いただしたら、祖国とKCIAを裏切る気持ちはない、自分がKCIAだということを認めておるのですね。
柳春国についても同じであります。並行して、直ちにロサンゼルスに行って彼から正しい証言をとるように行動を起こしてもらいたい。これは委員長に要望いたしておきます。委員長、いいですか。国会の予算委員会の委員長に私は要望しているのであります。委員長から政府に、その行動を監視するように、できなければ理事会で決めてもらいたいと思います。
それならば、最近の情報によれば、この六人で拉致した中の、そのうちの一人である柳春国というのが、メキシコの一等書記官、現在ロサンゼルスにいて、そして金大中氏を拉致したその行動を具体的につまびらかに、これはアメリカ政府にも話をして、金炯旭氏にも話をしているというが、一体、この柳春国氏に対して、わが日本のいわゆる捜査当局に出頭を要請する意思があるかないか。
○三井政府委員 いま名前を挙げられました柳春国でございますが、この人は事件当時在日の大使館の二等書記官であった人で、すでに文明子女史の事件に関する発言の中に名前が出てきておりますし、また金炯旭氏の本年六月二十二日の米国議会における証言の中でもこの人の名前が出てきております。私たちは、事件当時すでにこの辺のところは調査いたしましたけれども、事件との関係について出てきておりません。
○上田耕一郎君 尹英老参事官については、人相、風体と比べて違うというと、あとたとえばフレーザー委員会が七名の実行犯人として発表しておりますけれども、ここで挙げられている在日韓国大使館員尹英老、金東雲、柳春国、洪性採、白哲鉱、劉永福、これらの人と人相その他類似している人がおりますか。
柳春国二等書記官、副領事、これは一九七一年六月二十日に赴任いたしまして、一九七三年十月十五日に離任しております。洪性採一等書記官、領事、これは一九七一年六月二十日に赴任いたしまして、一九七三年九月五日に離任しております。白哲鉱一等書記官、領事、一九七一年五月二十八日に赴任いたしまして、一九七三年十月十五日に離任しております。
そういう困難な事情のもとにおいて文明子女史が金炯旭元KCIA部長とのインタビューの取材の結果得た情報として明らかにされたものとして、金大中事件の拉致実行責任者は金在権元駐日公使である、実戦指揮の実行者は手振元元KCIA工作第一団長である、尹英老駐日大使館参事官、金東雲駐日大使館一等書記官、柳春国同じく二等書記官、劉永福横浜韓国総領事館領事の六名の名前を挙げておられます。
この拉致の実行者は、尹英老KCIAソウル金浦空港責任者から転じた駐日大使館参事官、その方と、それから現場に指紋を残した金東雲駐日大使館一等書記官、柳春国同大使館二等書記官、劉永福――劉永福さんは当時大きな問題になりました。この人は横浜の韓国総領事館におられる方であります。こういうことになっているのだということで、大変細かく――こんなに細かく普通じゃわかりません。
そのほかには、尹英老参事官であるとか、洪性採一等書記官であるとか、あるいは柳春国氏であるとかいう名前が出ているわけでありますけれども、お伺いしたいのは、いままで警察当局が容疑濃厚であるとしていろいろ調査を進められたこの事件について、新たな事実が出るならば、それに基づく捜査もさらに続行しようという旨を先ほどお答えになっていらっしゃいます。
○渡辺武君 いま私申しました金東雲のほかに日本を離れてすでに解任されている、あるいはまた再入国してない、あの事件以後、しかも非常にあの事件に接近した日時で、たとえば大使館の一等書記官の先ほど申しました洪性採、あるいは二等書記官の韓京鎬といいますか、それから同じく二等書記官の柳春国、あるいは大阪総領事館の朴聖一、あるいは一等書記官の朴魯沫、あるいは二等書記官の李奎漢、こういうような人たち、これについて
○渡辺武君 もう一つ伺いたいんですが、同じく大使館の二等書記官ですね、これは副領事をされておる方で柳春国さん、この方はいつ出国されて、入国はわかっているかどうか、ちょっと伺いたい。
二等書記官の副領事の方で、柳春国という方ですが、この方が、九月六日に伊丹から出ておられます。二等書記官の副領事の方で、尹聖源という方が、九月の八日に羽田から、再入国許可を取って出ておられます。以上が大使館関係の方であります。 横浜領事官の関係の方では、副領事の方で、劉永福という方が、九月五日に羽田から出ておられます。大阪総領事館の方で、副領事の朴聖一という方が、九月十日に伊丹から出ておられます。